桑の葉茶ができるまで

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ここでは、桑の葉茶ができるまでの流れをご説明します。

有機栽培した桑の葉を使用し、直火焙煎で仕上げたお茶です。
焙煎後の香ばしい香りと、丸みがある飲み口が特徴です。
ホットでもアイスでもおいしく頂けます。

01

収穫

河村農園の桑の葉は、鹿児島で栽培された国産の原料を使用しています。
通常、桑の木は高く成長していきますが、お茶の葉を刈り取るときと同じ摘採機を使用するため、低い位置で仕上げています。

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桑の葉は鹿児島県日置市の北部で、
自然いっぱいの青空と大地で栽培しています。

茶摘みには「手摘み」のイメージがありますが、これは切った葉を一度地面に落とし、あとから一気に拾い上げる方法です。
このやり方では土や異物が混じりやすくなるため、河村農園では摘採機を使用し、桑の木から直接葉を刈り取っています。

桑の葉農家さん紹介
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洗浄

収穫した桑の葉は、トラックで鹿児島のお茶を生産する工場に運ばれ、日本茶と同じ製法で加工が進んでいきます。まずは洗浄からスタート。火山灰でも落とせるほど強力で特殊なジェットで、ぐるぐると回しながら汚れを吹き飛ばしていきます。

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脱水

洗浄を終えた桑の葉を、一度脱水させます。ここでしっかり脱水させることで、のちの工程である「蒸し」でムラなく熱を加えることができるのです。

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カット

脱水した桑の葉は、まず10cmほどの大きさにカットされます。のちの工程をスムーズに進めるための工程です。

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蒸し

密封容器の中でぐるぐると回しながら、100度の蒸気で蒸しあげていきます。茹でたほうれん草が色を濃くしていくように、じっくり蒸し上げると桑の葉の色が濃くなり、甘み、飲みやすさが増します。

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乾燥・揉捻

蒸して水分を含んだ桑の葉は、乾燥ラインへと送られます。この工程の中で大事なのは「揉捻」。文字通り、葉を揉んだり圧迫したりしています。

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伝統の日本茶製法で旨みアップ

河村農園の桑の葉茶は日本茶製法。
伝統の製法を桑の葉茶に生かしているからこそ、
まろやかさと、深い味わいのお茶が仕上がります。
これは、葉をやわらかくし、あえて傷をつけ、
お茶にしたときの色と味をより濃く抽出するためのもの。
乾燥ラインから出てきた桑の葉は、
水分量5%まで乾燥しています。

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厚手鉄窯焙煎

実は、前工程の「乾燥・揉捻」まではお茶屋さんが手がけるお仕事です。ここから、いよいよ河村農園の工場に入荷されます。厚手鉄窯焙煎では、ムラなく火を通すため、鉄釜を回転させながらじっくりと焙煎を行います。すでに蒸し工程で熱が入っている桑の葉を、再度焙煎するのは、桑の葉独特の青臭さを払拭するため。釜で炒ることで、青臭さが消え、香ばしさを引き出しています。

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安心安全!
高熱で菌をコントロール!

河村農園の桑の葉茶は、
自社殺菌でしっかりと菌をコントロール。
高圧の蒸気で殺菌し、水出しで手軽に飲んでいただける安心・安全の桑の葉茶が仕上がります。

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蒸気殺菌

桑の葉茶についている細菌は熱に強く、焙煎機の加熱では完全に殺菌できない時があるため、河村農園では専用の高圧蒸気殺菌機で殺菌しています。

乾燥状態の加熱よりも、湿度の高い状態で加熱殺菌し一般細菌や大腸菌を殺菌しています。

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粉砕

焙煎を終えた桑の葉は、粉砕機にかけます。ここでティーバッグの中に入っているサイズの葉っぱになります。

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GABAブレンド

殺菌まで行った桑の葉に、機能性関与成分であるGABA(大麦乳酸発酵ギャバ 国内製造)をブレンドします。
ティーパック1包当たりに12.3mg以上のGABAが配合され、血圧が高めの方の血圧を低下される機能性が、九州産桑の葉茶に加わります。

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無漂白ティーパック詰め

桑の葉を飲みやすい三角錐のティーバッグに詰めていきます。河村農園では、無漂白のパックを使用。分包管理表によるトレーサビリティー等の確認記録・分包チェックシートでの確認を随時行っています。

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袋詰め

桑の葉を詰めたティーバッグは、ベテラン従業員が異常がないかを確かめながら、ティーバッグを袋詰めしていきます。パック詰め→計量→シール→ダンボール詰めと、一つ一つの工程を大事に仕上げた美味しい桑の葉茶をお客さまのもとへお届けしています。