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グループ会社の新入社員の研修会に参加しました

先日、弊社のグループ会社で行われた新入社員の研修会に参加してきました。
今年度の新入社員15名に向けて、私がこの仕事を始めたきっかけや河村農園の生い立ち、健康食品会社の中での位置づけ等について講演を行いました。

今回の記事では、研修会でお話した「これまでの健康茶、これからの健康茶」について、お話していきたいと思います。

これまの健康茶業界について

消費者が持つ「健康茶」や「健康食品」のイメージは、実はここ20年で大きく変化しています。

河村農園が創業した昭和62年当初、健康食品の主な販売方法は訪問販売でした。そのため、健康食品には悪いイメージがありました。
そして20年程前に、中国産の冷凍餃子による薬物中毒事案が起こり、食品に対しての安全意識が一般の消費者にも浸透していきます。その後も原材料、賞味期限など、さまざまなメーカーの偽装が明るみになるにつれ、消費者の食への安全意識が高まり、食品メーカーの真摯な姿勢が問われるようになりました。

その後、健康食品がテレビで多く扱われ、放送翌日にはスーパーから商品が消えるほどブームになった時代がありました。しかしいきすぎた健康番組は国からの規制を受け、健康食品はメディアから姿を消すことに。

その時期に健康食品業界は勢いが無くなり、ブームを受けて急激に成長した会社の中には、倒産したところもありました。
そんな健康食品を取り巻く時代の流れの中で、現在では悪質な業者はほぼ淘汰されています。

 

健康茶業界の未来と河村農園の取り組み

時代の流れから国産のニーズが高まりましたが、河村農園は創業当時から品質にこだわりを持っており、国産を貫き通しています。また有機食品の「JAS規格」や食品の衛生管理に欠かせない「HACCP」の認定を受け、消費者のみなさんに安心しておいしく召し上がっていただけるような商品づくりを心がけています。

さきほどお伝えしたように、「いい加減な商品を作っていた会社」はすでに淘汰されています。現在生き残っている会社はどこもブラッシュアップされた良い商品を持っており、我々もその中での競争を生き抜いていかなければなりません。
新しいカテゴリの商品を開発していくのか、会社のイメージアップに地道に取り組むか…。ますます競争が激しくなっていく時代、難しい舵取りが必要です。河村農園も時代のニーズに合わせ、よりよい商品を開発していきたいと考えています。

実は先日、その新入社員のひとりが河村農園を見学したいと訪れてくれました。その熱意や固定概念の無い柔軟な発想に、これからは若い人たちが活躍する時代だなと確信しました。
河村農園は若い人たちの事業や商品のアイディアを積極的に取り入れることで、厳しい時代を生き抜き、みなさんへより良い商品をお届けできる会社づくりを目指していきます。

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