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環境にやさしい「紙の袋」

 

河村農園では環境にやさしい「紙パッケージ」を使用しています

と、言ってもすべて紙ではありません。リサイクルマークが「紙」です。

出来るだけ石油製品を減らして、紙材が60%です。製造時と廃棄・焼却時にCO2排出削減を目指した素材を利用しています。
分別が厳しい自治体では、ラベルが紙で袋がプラの場合、ラベルを剥がして分別する必要があります。しかしこの袋に紙ラベルを張っている場合はそのままポイできます。

ティーパックも紙なので分別の必要はありません。

 

品質の保持機能

品質の保持機能には少し苦労しました。
まず賞味期限の根拠が必要になります。今まで使用していたアルミ主体の袋で2年間を設定していたとすると、この「紙」袋での2年間の根拠を示す必要が出てきます
「賞味期限を短くしろ」と当たり前の声が聞こえますが、販売側は今まで通りで売りたいわけです。

そこで、アルミの蒸着(紙にアルミを薄く吹き付ける)を使用して、性能を高めて2年間を確保しました
(ホントはもっと詳しく説明しないといけませんが、ここでは簡単にしました)

ポイントは、

・酸素透過率
・湿度透過率
・同じ規格の袋の経過サンプルの評価

この3つは必要でしょうね。

特に最後の経過サンプルの評価が厄介です。賞味期限を2年間とすると、同じ規格の袋で2年間放置したもので性能試験をする必要があります。
負荷をかけて(例えば洗濯機で回すとか、笑)期間を短縮することも可能ですが。

ちなみに弊社では同じもののサンプルがあったので、スンナリいきました。キープサンプル様様でした。

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